2015年10月23日 世界に先駆けて発売!
イギリスのダイソン社が、ロボット掃除機「ダイソン360Eye」を発売します。
しかも世界に先駆けて最初に日本で販売を開始すると発表されました。
「ダイソン360Eyeロボット掃除機」を販売開始!
これまではアメリカのアイロボット社製の「ルンバ」の独壇場だった「ロボット掃除機」の分野に、とうとう大御所のダイソンが登場しました。
開発期間17年、費用は53億円!
気合入っていますね。満を持しての登場です。
10月23日より「Dyson表参道」(日本の旗艦店)にて先行販売!
店舗:ダイソンの旗艦店「Dyson表参道」
期間:2015年10月23日(金)~10月25日(日)※3日間限定
10月26日より「全国の量販店」65店舗で順次販売開始!
主要都市にある量販店65店舗で26日から順次販売を始めます。
価格は13万8千円(税抜)
さすがに高いですね。
通常のダイソン商品でも高価ですが、税込み15万円となると腰が引けますね。
私なんか「じゅ、じゅうごまん~?」と思わず叫んでしまいました。
でも中には「15万円で貴重な時間を買えるのなら安い!」という方もいるでしょうし、人それぞれでしょう。
満足度は価格だけでは測れません。
デザイン、機能、使いやすさ、耐久性、アフターサービスなどに期待しましょう。
もちろんダイソン製品は憧れですから、「持っているぞ!」という満足度は高いですよね。
ダイソンロボット掃除機 通販(オンラインストア)
ダイソン 360 eye 通販での販売。
公式オンラインストアで販売されています。
Dyson 360 Eye ロボット掃除機 (ニッケル/ブルー)
Dyson 360 Eye ロボット掃除機 (ニッケル/フューシャ)
※たまにキャッシュバックキャンペーンやってますよ。
360eye|評価ポイントは?
ほかのロボット掃除機の4倍の吸引力!
これが一番のセールスポイントです。
「360eye」はダイソン独自の「サイクロン式」を採用したロボット掃除機です。
毎分78,000回転きるモーターを搭載しており、ロボット掃除機のなかで最も強い吸引力をも持っているのが特長です。
全方位カメラ
全方位カメラを搭載しています。
しかも、1秒間に30コマ撮影できるという高性能カメラです。
家具等の障害物を撮影して室内の状況を把握しますので、効率的な掃除が可能です。
赤外線センサー
赤外線センサーを使って、障害物を避けながら移動できます。
足回りはベルト(キャタピラ)で段差もラクラク
従来機は主に車輪で駆動していましたが、「360Eye」はベルト式です。
たとえるなら、自動車のタイヤではなく、戦車のキャタピラが付いているようなものです。
床の段差や凸凹、材質差の影響を受けずに走行できます。
掃除の範囲も広がり、途中で引っかかってバッテリー切れなんてこともなくなりそうです。
スマホで外出先から操作
スマートフォンで掃除スケジュールを設定できます。
さらに外出先からでも操作できます。
※専用アプリ(応用ソフト)が必要。
リチウムイオンで45分稼働、自動充電!
掃除をするために動き回った後、充電が少なくなったら自分で充電ドックに戻ってきます。
自分自身を充電器にセットするわけです。
すごいですね。
充電が終わると、また中断した場所へ戻って掃除を再開します。
充電ブースでマッタリした後に、健気にもまた仕事に復帰するんですね。
私ならそのまま寝ちゃいますね。
アイロボット「ルンバ980」とダイソン「360Eye」を比較!
高性能の掃除機といえばDyson(ダイソン)。
ロボット掃除機といえばルンバ(アイロボット)。
今回ダイソンがロボット掃除機を発売したことで、イギリス対アメリカの「英米ロボット掃除機戦争」が始まったわけです。
日本の掃除機市場では、今月から「ルンバ」も新製品を発売しました。
果たしてどちらが勝つのでしょうか?
最新モデル「ルンバ980」 2015年10月10日発売
ダイソンに先駆けて、アイロボットも最新式のルンバを市場に投入しました。
今回は吸引力を大幅にアップさせたと謳っています。
明らかにダイソンを意識して迎え撃つ体制です。
通販では以下のような感じです。
【アマゾン】
【楽天】
【公式サイト】
長く使うためには保証やアフターサービスも重要です。
安心できる正規品を購入した方がいいと思います。
詳細情報
各々のHPから商品説明文などを抜粋してみました。
ルンバ980(アイロボット) | 360Eye(ダイソン) | |
価格 | 125,000円(税別) ※アイロボットストア |
138,000円(税別) ※店頭参考価格 |
保証 | 1年間のメーカー保証。 | 2年間のメーカー保証。 |
キャッチコピー | ルンバ史上最高の清掃力でリビングから寝室まで家中のフロアを清掃できるフラッグシップモデル。 | 他のロボット掃除機の4倍の吸引力。 |
マッピング | 本体に搭載したカメラと、フロアトラッキングセンサーなど 多彩なセンサーでフロア全体をナビゲーション。 ルンバ自身の位置を把握し、家中のフロアをすみずみまで清掃します。 |
独自の 360°ビジョンシステムを搭載した、ただひとつのロボット掃除機。他のロボット掃除機より確実に、規則正しく部屋を掃除します。
独自の360° ビジョンシステムは、周囲360° を一目で見渡し、部屋の360° パノラマビューが構成します。 |
モーター | 最新の強力なモーター「ハイパワーモーターユニットG3」を搭載。 | ダイソン デジタルモーター V2を搭載。 (毎分最大7万8千回転) |
吸引力 | 吸引力が従来モデル(700シリーズ)の最大10倍に向上。 フローリングから畳、カーペットなど、床材に合わせて吸引口を最適な状態に自動調整する機能なども搭載する。 |
従来のロボット掃除機にはない、変わらない高い吸引力を実現。 人間の髪の太さよりも細かい0・5ミクロンの粒子まで捕える。 |
駆動 | 前輪はプラスチック、後輪はゴムの車輪。 | さまざまな床面に対応するベルト駆動式転輪を搭載した、ただひとつのロボット掃除機。 |
フィルタ | 2枚で3,240円 (税込)。 交換時期の目安は3~4ヶ月。 |
水洗いOK。交換不要。 |
バッテリー | 電源は充電式リチウムイオン電池を内蔵し、充電時間が約3時間、稼働時間(通常清掃時)が最大120分。 | リチウムイオン電池で連続約45分稼働し、バッテリー残量が少なくなると、自動的に充電ドックへ移動して充電する。 |
スマホ | スマートフォン/タブレット向けアプリ「iRobot HOME アプリ」をインストールした端末からルンバを操作することが可能。 | 専用アプリ(応用ソフト)を使えば、スマートフォンやタブレットで掃除のスケジュールを設定し、外出先からでも操作できる。 |
進入制限 | 段差のない玄関など、ルンバの進入を制限したい場所に赤外線の見えない壁をつくる「デュアルバーチャルウォール」 | なし。 |
サイズ | 353mm(幅)× 92mm(高さ) | 230mm(幅)x 120mm(高さ)x 240mm(奥行き) |
重量 | 約3.9kg(バッテリー含む)。 | 約2.4kg(バッテリー含む)。 |
勝手に評価してみました。
価格は?
ルンバの勝ち!
10万円を超える掃除機と考えればどっちも高いです。
ここまでいくと大差なし。
でも、13,000円ほどルンバの方が安いです。
さらに、ルンバの方が価格帯別にグレードの選択肢があるのでルンバの方がいいかな?
保証
ダイソンの勝ち!
2年間のメーカー保証は自信の表れか?
実際にはこの部分が価格差に含まれていると考えればわかりやすいかも。
部屋の形を認識して隅々まで掃除してくれるか?
ルンバの勝ち!
うたい文句ではすごい自信のダイソンですが、やっぱりこれまでの蓄積がある分、ルンバの方が隅々まで掃除してくれそうです。
この動画なんかみたらすごいですよ。
New roomba 980 builds maps
せまい隙間を掃除してくれるか?
引き分け!
双方の本体サイズは以下の通りです。
ルンバ980 | 353(幅)×92(高さ)mm |
360Eye | 230mm(幅)x 120mm(高さ)x 240mm(奥行き) |
ベッドの下ならルンバ
ベッドの下などの低い場所の隙間を掃除してほしい場合は、背の低いルンバの方が有利ですね。
家具の間なら360eye
タンスと壁の間などの幅の狭い隙間に入ってほしい場合は、スリムな360eyeの方が有利です。
自分の部屋の隙間をあらかじめ測っておこう!
家具の隙間や冷蔵庫の横は立ったまま通常の掃除機で掃除できるけど、ベッドの下は寝そべって掃除しなければなりませんから、ルンバの方が手の届かなところをやってくれそうな気がします。
購入前に家具の隙間やベッド下の寸法を測って見た方がよさそうですね。
カーペットのゴミをしっかり吸い取ってくれるか?
ダイソンの勝ち!
フローリングや畳と違って、カーペットは小さなごみが入り込みますから吸引力が必要ですよね。
ルンバは従来比10倍、ダイソンは他のロボット掃除機の4倍とそれぞれに吸引力の高さを強調しています。
でも、ルンバの吸引力が従来比10倍アップって、ちょっと言い過ぎじゃないでしょうか?
逆に今まで何してたの?と思ってしまいますよね。
ダイソンの圧倒的な吸引力イメージに対抗するために、あえて10倍アップと強調している気がします。
それぞれに得意分野があっていいんじゃないかな?
吸引力についてはやっぱりダイソンのサイクロン式の方がいいんじゃないかな?
ここは間違いないと思います。
カーペットや敷居などの段差を超えられるか?
ルンバの勝ち!
ルンバはロボット専業メーカーが作った製品です。ここはノウハウに差があって当然でしょう。
落下しそうな場所や入ってほしくない場所を設定できるか?
ルンバの勝ち!
ルンバには「バーチャルウォール」というものがあります。
ここから先は進入禁止!という境界線を設定できるのです。
さらに、直径1.2mは進入禁止といったエリア指定もできます。
これはダイソンには無い機能なので、完全にルンバの勝ちです。
静音性
ルンバの勝ち!
ダイソンの製品は、全般的に音が大きそうです。
吸引力があるが故の宿命でしょうか。
総評
もう一度言っておきますが独断と偏見です。
吸引力ならダイソンの360eye。
実績と安心感ならルンバ。
といった感じです。
ロボット掃除機という怪しげな分野をここまで浸透させた実績は、やはり凄いんじゃないでしょうか?
顧客とのやり取りの中で蓄積されたノウハウは、そう簡単には超えられないと思います。
しかし、通常の掃除機と比べれば明らかに吸引力が無かったのは確かです。
その不満を解消してくれるかもしれないダイソンの360eyeには期待大です。
すでにルンバを持っていて、吸引力に不満がある方には360eyeは魅力的ですよね。
今後、ロボット掃除機分野の発展がさらに加速していくのはうれしい限りです。
【出典】
ロボット掃除機を発売 英ダイソン(産経ニュース)
ダイソンが初のロボット掃除機=日本で23日に先行発売(時事ドットコム)
ダイソン360Eyeを通販で購入する場合
吸引力は掃除機にとって一番大事な能力ですよね。
吸引力にこだわればダイソン一択です。
公式サイトで購入する場合。
【公式通販サイト】
※たまにキャッシュバックキャンペーンをやっていてお得です。
Amazonや楽天で買う場合。
価格でいえばAmazonの方がかなり安いです。
しかし高い買い物なので、メーカー保証や修理、初期不良などいろいろ考えたら・・・どうなんでしょう。
これはもうそれぞれの判断だと思います。
【国内正規品】 ダイソン ロボット掃除機 360Eye RB01NB
Amazonで激安価格を探すか?
楽天で楽天ポイントをためるか?
堅実にダイソンの直販で購入するか?
悩んでしまいますね。
ついでにルンバの通販も紹介
ルンバは1種類ではありません。
価格帯別に10万円以上~数万円程度までいろいろなラインナップがあります。
ルンバ980
上記でダイソン360Eyeと比較した、ルンバ980です。
ルンバ622
ルンバ980とは違いますが、アマゾンのベストセラー商品だったのでルンバ622これも紹介します。
ルンバ622はAmazonの「ロボット型クリーナー」カテゴリーで1位の売れ筋商品です。
やっぱりコストパフォーマンスが高いのが理由でしょう。
初めてロボット掃除機を購入する方にはこれくらいの方が手が届くのかもしれませんね。
【国内正規品】 iRobot ロボット掃除機 ルンバ 622 ホワイト
最後に。
個人的な要望ですがおしゃべり機能を追加して欲しいです。
充電ドックに戻るときは、「あ~腰いたい!やってらんないよね~。」なんて言いながら戻ってほしいです。
掃除に復帰する時も「さぁ、いっちょやるか~!」みたいな声を出してくれるともっと親近感がわきますよね。
ダイドーの自販機みたいに、方言バージョンなども作って展開すれば日本人にもっと愛されると思いますよ~!
仕事から帰った時にロボット掃除機が「もう少しだ!がんばるぞー!」なんて言いながら掃除をしていたら元気をもらえますよね。
一人暮らしの方も同居家族がいるみたいで癒されると思います。
ロボット掃除機と謳う位ですから、その辺もぜひお願いします。
では!